10歳以上のご新規様をお断りする理由

sweet dog’sでは、基本的にご新規様で10歳以上の高齢犬をお断りさせて頂いております。
また、ご利用頂いたことのあるお客様でも、10歳以上の高齢犬で半年以上ご利用がない場合は、状況によりお断りをさせて頂く場合がございます<(_ _)>

ずっと継続してご利用頂いている高齢犬は、持病を抱えても体に不自由が出ても、お客様のご要望に合わせてお預かりをさせて頂いております。
また、ご新規様の高齢犬のお客様も、すべてをお断りしているわけではありません。
sweet dog’sでトリミングをさせて頂くことが、その犬にとって最善であると判断した場合にのみ、まれにお預かりさせて頂くケースがございます。

高齢犬をお断りする理由はたくさんありますが、大きな理由を説明させて頂きます。

トリミングに慣れている犬でも、初めてきた場所で知らない人に体中を触られて恐怖や不安、緊張を感じない犬はいません。
その精神的ストレスを高齢犬に与えることはベストではないと私は考えます。

今まで利用していたサロンがあれば、継続してそちらをご利用頂いた方が良いと思います。
高齢になったら環境を変えずに、その犬の今までの様子を理解しているサロンをご利用頂くことをお勧めしております。

知っている環境でどんなことをするのかわかっているのと、知らない場所で何をされるのかと緊張し続けるのは全然違います。
犬種にもよりますが、シャンプーだけでも1時間~、シャンプーカットは2時間~かかります。
その間の状態や、負担は、ずっと触れているトリマーだからこそ解ります。
それだけの時間、高齢犬に緊張と不安を強いたくないというのが、愛犬家としての思いです。
P1070620
ヤマト君はいつもお利口だけど、トリミングサロンにあまり慣れていない高齢犬。
時間を短縮するため、すべての作業を2人~3人がかりで行い負担を軽減します☆

高齢犬で、かかりつけのトリミングサロンがないという方の場合は、トリミングサロン併設の動物病院でのトリミングをお勧めしております。
体調を崩しやすい高齢犬に心配な様子が見られた時に、スムーズに治療をしてもらえるというメリットがあります。
※動物病院のサロンの場合は、その動物病院にかかっている犬限定のケースが多いので確認が必要です。

10歳を過ぎると、ほとんどのワンちゃんが何かしらの持病を抱えます。
10歳くらいまで全く病気をしなかった犬も、関節の不安や、心疾患、腎臓病、白内障などなど、いろいろな症状や持病を抱えるようになります。
耳が遠くなったり、視力がかなり衰えます。
耳が悪く目が見えない状態で、知らない場所に連れていかれたら不安で恐怖を覚えると思います。
お店の雰囲気や臭い・使用するトリミング道具や手順など、知っている環境の方が不安を最小限にしてあげられます。

ずっとご利用頂いているsweet dog’sのお客様も、自分の犬たちも、高齢になると足腰や体の不安から今まで見せなかった様子を見せるようになったり、穏やかだった犬も持病を抱えてから頑固になったり、自分を守るために怒りやすくなる場合もあります。
P1050354
超優等生のマリーちゃんは、トリミングはすべてお利口ですぐに寝てしまうほど余裕があるワンちゃんでした。
足腰に不安が出て、耳が遠くなってきたころからは、いろいろな変化を見せるようになりました。
手のそえ方、足の上げ方、耳の触り方も、マリーちゃんが不安がらないように毎月の様子や触り方を記録して、疲れさせないトリミングを徹底しました★

そのような変化も、ずっと観察しているからわかることです。
初めてのお客様や、半年に1度のご来店の場合、その犬を理解してあげることも、どんなことをするのか理解させて不安を軽減してあげることもできません。
今までの様子や個性を記録し続け、理解していればこそ、いつもの様子との違い、何かに不安を感じていることや体力の衰え等の変化に気付いてあげることができます。
高齢犬は突然歩けなくなったり、突然立てなくなったり、1ヵ月でも急激な変化があります。
昨日できたことが、今日できなくなるということもあります。
健康な若い犬であっても、トリミングは体力の消耗、体温変化、緊張など、体調を崩すきっかけになりえます。
高齢犬は更にそのリスクが高いことをご理解ください。
お客様との信頼関係を築けていない状態で、長く連れ添った大切な犬にお預かり中もしものことがあった時、飼い主様のお気持ち・担当スタッフの気持ちを思うと悔やみきれません。

犬だから、そこまで気にしなくていいと言われることがありますが
お預かりする立場としては、軽い気持ちではいられません。
人にしか守れない命、心があり意思がある動物の福祉は私達にとってとても大切な事です。
何が最善かを解っているのに、目先の利益のために、犬の気持ちを無視することや命を軽視することはできません。
P1230468
シニアで持病を抱えて痩せてしまってからとっても寒がりになりました。
心配事の多いリリーちゃんは人員を増やして短時間でトリミング!
トリミング後は寒くないようにいつもママがお洋服を持たせてくれました♥

犬の状況によってや特別な理由がある場合には、ご新規様の高齢犬であっても承らせて頂くケースもあります。
sweet dog’sでお預かりさせて頂く事が、その犬にとってベストだと判断した場合にのみ、年齢を問わずトリミングさせて頂いています。

ただ、高齢犬のトリミングは犬の体調や被毛の状況によって、1ヵ月または2か月以内に継続してご利用頂けることをお約束頂けたお客様に限らせて頂いております。

トリミングが負担になる高齢犬に、まめに来店してもらうことに矛盾を感じる方もおられるかもしれません。

高齢犬に限らないことですが、何か月も手入れをされていないと毛玉やデスコートが凝ったり、皮脂や老化皮膚が蓄積します。
毛玉やデスコートを取り除くためには、苦痛を伴うだけでなく、除去時間を要し、高齢犬独特のたるみのある皮膚は怪我をさせるリスクも高くなります。
皮脂や老化皮膚が蓄積しすぎると、2回シャンプーしても落ちません。
高齢犬を更に何度も洗うという選択肢はありません。
汚れが残っているとブローで地肌が乾かなくなり、通常よりブロー時間も延長します。
皮膚に汚れや水分が残れば、免疫力の低下した老犬の皮膚はすぐに雑菌がわいてしまい皮膚トラブルの原因になります。
汚れと水分を残すくらいなら、洗わずにブラッシングのみにした方が、良い場合もあります。

汚れが溜まりすぎる前に、被毛が絡む前にキレイに維持することは、犬の負担を軽減するための一番の近道です。
健康維持のために清潔を保つためのケアであることを前提に、1回のトリミングの負担を最小限にします。
清潔を保つために、トリミングの負担を軽減するために、こまめにご来店いただく事をお願いしております。

高齢犬のトリミングは担当スタッフの人員を増やし、施術時間をできるだけ短縮できるよう最善を尽くしています。
高齢犬は特に、体力に余裕がありトリミング後の様子を観察しやすい午前中のご予約をお勧めしております。
万が一の体調急変に備え、かかりつけの動物病院の診療時間中のご予約をお願いしております。
犬の体調を最優先にして頂きながら、お客様とのコミュニケーションを取らせて頂きながらお預かりさせて頂いております。
P1070927
みつばちゃんが初めて来てくれた時はすでにシニアで、元保護犬だったのでトリミング慣れもしていませんでした。
会うたびに余裕が出て、毎月の変化が愛おしくてたまりませんでした。
でも、お風呂はいつも逃げ腰だったね♥

以前、10歳を過ぎたご新規様のご予約のお電話を頂いた際、今まで利用していたサロンがあるということで、その犬が慣れている環境でトリミングして頂いた方が良いと判断しお断りをさせて頂いた事がありました。
「犬に優しいお店だと聞いていたのに、全然優しくないですね。」と言われたことが、ずっと心にあり今も葛藤することがあります。
そう受け取られるお客様のお気持ちも解ります。
興味を持ってわざわざご連絡下さったのに、嫌な思いをさせてしまって本当に申し訳ないです。
大切な家族が断られたら、残念な気持ちになると思います。
10歳以上のご新規様のをお断りする理由は、トリマーとして犬を主体に考えるためであることをご理解頂きたいです。

トリミングサロンと言っても、お店によってトリミングの内容・方法・方針は様々です。
犬が若く元気なうちにトリミングサロン経験を積ませ、お客様のご要望や犬に会ったトリミングサロンを見つけてあげてください☆
遅くとも小・中型犬は7歳位、大型犬は5歳位になるまでにはかかりつけのサロン決め、継続してご利用頂く事をお勧めします。

sweet dog’sオーナーのブログ「sweet dog’s mind」は
月に2~3回のペースでUPしています☆

ブログ村ランキングにも参加しています!
sweet dog’sブログ共々、クリックで応援頂けるとありがたいです♥
これからもよろしくお願いいたします_(._.)_

このバナーをクリック↓
 
宇都宮 トリミングサロン