みつばちゃん

IMG_2815.JPGIMG_2818.JPG初めましてのみつばちゃんです✾
お目目クリクリ、小っちゃくてかわいいヨークシャーテリアちゃんでした❤

マイクロバブルと、全身スッキリカットをさせて頂きました!(^^)!
とっても甘えん坊のみつばちゃん。
一人ぼっちは苦手なようで、ず~っと人のそばに居たがって呼び鳴きをしていたので、他のわんちゃんのトリミングが終わってからは、ず~っと抱っこ❤

抱っこをしたら、とってもおとなしく待っていてくれました(*^_^*)
でも、ママとパパがお迎えに来たらオシリもしっぽもプリプリ振って、パパに抱っこされたら、安心してウットリとしていました(>_<)❤

みつばちゃんは、ブリーダーに飼育放棄され、処分されるところを助けられたわんちゃんなのだそうです。
オーナー様が迎えたばかりの頃は推定で7歳。ガラスがあることをわからずぶつかったり、いろいろなものにびっくりしていたそうです。
私は、一般家庭の成犬で、ガラスがどんなものなのか、理解していない犬を見たことがありません。
オーナー様からその言葉を聞いただけで、胸が押しつぶされそうになりました。

悪徳ブリーダーのもとで、隔離された環境で仔犬を産むためだけに飼育されていたのかもしれません。安価でペットショップで動物を販売するために、仔犬を産む機械のように飼育されている犬たちが沢山いることは、悲しいことですが現実なのです。そしてブリーダーの飼育放棄がニュースで取り上げられるたびに、動物愛護活動をされている団体の方たちが声をそろえて言うことは、「これは氷山の一角に過ぎない」。

犬種の種の保存をめざし、健康面にも配慮し、社会性を学ばせながら愛情を持って大切に犬を繁殖しているブリーダーは、ショーケースに入れて、どんな人に迎えられるのかわからないペットショップに犬を譲ることはありません。
ペットショップで動物を販売するということは、その命がどう扱われてもかまわないということです。

生き物を飼育すること、ましてや繁殖するということは、その動物たちの先の一生のことまで考えることが、私は当たり前のことだと思います。
でも、そんなことどうでもいいと思っているブリーダー沢山いるからこそ、ペットショップはなくならないのですね。

どうか、新たに動物を家族として迎え入れようと思う時には、ペットショップではなく、本当に大切に飼育している環境と、愛情を持っている事を直接確認できるブリーダーから購入する。
犬種にこだわらなければ、人の都合で手放された犬たちを保護し、里親を募集している団体も沢山あります。
末永く一緒に暮らす家族を迎え入れる時には、手間をかけて情報を集め、足を運び、十分納得してから迎え入れていただきたいのです。

先週、私の恩師の所へ伺ったときにも、ホテルを利用して、そのまま飼育放棄され置き去りにされたダックスに会いました。飼育放棄した若い女性は、ペットショップで安易に購入し、「やっぱりいらない」と悪びれもなく言ったそうです。

動物を迎え入れるということは、どれだけ手がかかるのか、お金がかかるのか、犬を迎え入れる環境を持っているのか、この先十数年、その命に責任が持てるのか・・・。そんなことを聞いてくれる繁殖者から、または動物愛護団体から動物を迎え入れることが当たり前になったら、人の都合で不幸になる動物はずっと減らせるはず。

私も初めて迎えた犬はペットショップで購入しました。
何も知らずにペットショップで動物を迎えた方を責めたいのではありません。
ただ、知ることで防げる不幸がある。伝えることで、大好きな犬を1頭でも救うことにつながるのなら、伝え続けたい。
みつばちゃんのように、幸せを掴めるコが増えるかもしれない。。。

犬に携わり糧を得るものとして、愛犬家としての責任であると思っております。
伝えることは誰にでもできます。このブログを読んでくださっている方に共感いただけたら、うれしく思います。