大切なわんちゃんを守るためのお願い

2b97f28e.jpgsweet❤dog's BLOGに遊びに来て頂いて、ありがとうございます。
「ブログ、さぼりすぎ~!」
との、ご指摘を頂き続け、申し訳なく思いつつ、ちょっぴりうれしい・・・(*_*)

なかなか更新できずにいて、楽しみにして下さっている皆様に、お詫び申し上げます_(._.)_

私の3男坊のプードル、マナの体調不良(性格も不良(笑))でテンパっていたことを、イイワケにさせて下さい((+_+));
マナのせいにして、ずるいーぃ!!

ー熱中症予防のためのお願いー

DMなどでもお伝えさせて頂いておりますが、夏季は、シャワー温度を30℃前後のぬるま湯にして、負担のかからない温度に設定し、ブロー時も、温風・冷風を交互に使うなどして、わんちゃんが熱中症にならないよう配慮させて頂いておりますが、猛暑による犬体への負担は大きいです。

トリミング前の体調管理にご協力いただきたく、お願い申し上げます。

トリミング当日は余裕をもってトイレを済ませ、軽い散歩にとどめて下さい。
また、近隣の方でも、来店時は歩かせずに、抱くか、車を利用して、わんちゃんの体温を上昇させないよう、ご配慮下さい。

≪肥満犬≫

肥満犬は、体温調節がうまくできず、ちょっとしたことで体調を崩してしまいます。
脂肪により気道を圧迫されている場合が多く、呼吸困難を起こしやすく、余計に体温を外に逃がすことができません。
ワンちゃんは、自分自身で体重管理ができません。
適切な体重管理を行い、負担のない生活をさせてあげて下さい。
犬の肥満は、人間の肥満よりも深刻です。

≪高齢犬≫

ワンちゃんは、美しい被毛におおわれているため、体の老化を感じにくいのですが、人と同じように、年齢を重ねるほどにいろいろな問題を抱えていきます。
いつも元気なシニア犬でも、体調を崩しやすくなっています。

≪短頭種≫

短吻犬種は、気道が狭く短いため、極端に体温調節が苦手です。
呼吸困難を起こしやすくなります。

≪犬が暑さに弱い理由≫

人間の場合、体温が上がると全身にある汗腺から汗を出して水分を蒸発させ、気化熱で体温を下げることができます。
しかし、犬の場合には、4本の足裏にある肉球にしか汗腺がないため、汗をかいて体温を下げることができません。
(一部・特殊犬種で、汗をかくワンちゃんもいます。)
代わりに激しい呼吸をし、舌を出してその気化熱で体温を下げたり、冷たい床の上に腹ばいになって体を冷やすしかできません。
この様に、犬の体は人に比べ、夏の暑さに弱く、体温が上昇しやすい・上昇すると下がりにくいという体質です。

夏、日が落ちてから10分ほど散歩をしただけで、帰宅後、体調を崩し、死に至るケースを耳にしたことがあります。
散歩だけが原因ではなく、日中に体にため込んだ熱のダメージによるものだそうです。

ワンちゃんに配慮をしているつもりでも、決して人の体感温度を基準にはできません。
ワンちゃんが舌を出して「ハアハア」と、激しく呼吸をしているときには、正常な体温ではありません。

私も、自分の大切な大切な犬達を、人に預けるときには、心が離れません。
お客様の大切なわんちゃんをお預かりする時には、いつも、いつも、体調を壊してしまわないか、けがをさせてしまわないか、どうしたらわんちゃんの不安を軽減できるだろうかと、考えます。

いくら愛しんでも、私たちトリマーは、命を救うことはできません。
言葉を持たない犬達が、健やかに過ごせるよう、ご理解とご協力をお願いいたします_(._.)_